義務教育は「学校へ行く義務」じゃない

   多くの子供たちが今日も行きたくもない学校へ行っている事だろう。

 

実に嘆かわしい事だ。

学校へ行くことは義務でも何でもないというのに。

 

    たいていの人たちは知らないし、私も知らなかったのたけど、『義務教育』は『子供が学校へ行かなけれはいけない義務』じゃない。

 

『義務教育』とは大人が『教育を提供しなければならない義務』であり、つまり子供の義務ではなく大人の側の義務である。

 

  学校に行く事は、くりかえすが義務でも何でもない。

 

そもそも、冷静に考えれば気づきそうなものだが、ヒトに強制する制度が法律で定められるわけがない。犯罪者でもなければ。

 

  しかし私は義務教育を『学校へ行かなければならない義務』だと長い間思っていた。何度かそれらしい言葉を教師から聞いた。たいていの人もそうなのではないだろうか。

 

   果たして、教師もそう思っているのかそれとも子供を騙しているのかわからないが、本当はわかっていないのではないのではないだろうか。

 

   こんな義務教育の意味もわかっていないし、間違った意味を平気で吹き込むようなやつらに何を期待できるというのだろう。義務教育の意味を正しく伝えるなんてそれこそ教育側の基本だろう。

 

  何かにつけてこのように大事な事の意味を、都合のいいようにねじ曲げて押しつけるような事が学校には多すぎる。そして子供たちは自分の義務でもないことを義務だと大真面目に信じこんでしまう。

 

 だから私は学校へ行くな、としつこく言い続けている。

行けば行くほどただただ洗脳されていくばかりだから。