名作とはなぜ『名作』なのか

タイトルとは一切関係のない画像

 

 

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なぜか写真を入れたくなるんだよね

 

読んでみたけどさっぱりわからなかった。なんだか難しい話で…。」

という経験は誰にでもあるだろう。

 

名作とはなぜ『名作』なのか。

『多分自分には難しかったのだろう』とか

『自分の読解力がなかったかも』と思ったり。

 

しかし名作っていうけど、ただつまらないだけの話じゃないんだろうか?」

と思ったこともあるかもしれない。

 

名作とはなんだろうか?

それは多くの人が内心思っている通り、

自分が今まで持つことのできなかったものの見方

新しい視野で見たり考えたりできる作品のことだ。

 

私はかなりの物語マニアなので

理解されてない名作、誤解されている作品などを

いくつも知っている。

 

はっきりいって誰でも文字を

わざわざ読むのはめんどくさい。

手間をかけてつまらない思いはしたくないものだ。

 

何が面白いのか、

なぜ名作なのかよくわからないという人のために

役に立つ解説になるようにと思って記事を書くことにした。

 

 

 

それにしても名作とはなぜかくも

わかりづらく書かれているのか

しばしば本当に不思議に思う。

 

わかる人にはわかる』というヤツである。

実際多くの名作はそういうところがある。

頑張って考えて理解しろということだろうか。

 

なかなかの上から目線である。

 

 

知恵ある者は挑むが良い』

とは聖書にある一節だがなんとも挑発的である。

 

ところで私の知る限り、本当の名作というのは

実はみんなこうである。

つまり一見してはわからない。

あれこれ考えないとわからない。

少なくともそういうものが多い。

 

つまり『わかる人にはわかる』という作りである。

「そんな 1部の人にだけわかるという上から目線はおかしい」

と言う声も聞こえてきそうだ。しかし

100%そうだとはいわないが、私の知る限り90%はそうだという気がする。

 

まさに『知恵あるものは挑むが良い』状態なのである。

 

多くの人が本離れ、文字離れしてきているのは

もしかすると本当に名作のこういう態度ゆえなのではあるまいかと思うほどだ。

 

自分の作品を読んでくれている側に

決して親切では無いのだ。

『知恵あるものは挑むが良い』とは

まるで「馬鹿は挑んでも無駄」と言っているようだ。

 

かつてジェームス・ジョイスは言った

「自分が読者に求める事はただ1つ。

自分の作品について一生考えること」だと。

もはや上から目線どころか呆れるほどの傲岸さである。

 

しかし、とりあえず

そういうものなのかと思う事にして

では世にも傲岸な彼らの名作とは

どれほどのものであるのか見ていくことにしよう。

 

とりあえず、小説とかマンガとかアニメとか、

あまりジャンルにこだわらずにこれから色々とりあげていこうと思う。