最近の地獄

 

 

  全く食事をしなくなってから4日経ってしまった。

今日、ようやくそばを食べて食事らしい食事をした。

去年から大変な状態が続いてしまい、どうやって生きているのか

我ながら不思議になってしまう。

 

 

なのでブログの更新が遅れている。

テレビで、あるうつ病の人が『座ることができずに

ずっと立ちっぱなしである』と言っていた。

 

「そうしないと凄まじい不安が襲ってくる」のだと言う。

私はうつ病ではないけれど、ある精神病で

全く同じ症状でずっと立ちっぱなしなので

ブログの更新どころではなくなってしまう。

 

何しろイスに座ることができない。

 

食べ物どころか水を飲むのも割ときつい。

なので今年の夏は死ぬほど暑かったので非常に心配だった。

 

どんなに頑張っても毎日コップ半分の水くらいしか飲めなかった。

 

しかし、人というのは切羽詰まって本当に困ると

自分でも驚くような奥の手を考えだすことができる。

 

 

 

まず唇を湿らせる。

水を飲むようにコップでまず唇を湿らせて

それをひたすら繰り返すと唇の水が自動的に

口の中に流れていくので結果的に飲むのと同じ事ができる。

 

あと絶対オススメしないが

酒を飲むと何でもできるようになるので

どうしても酒に頼るようになる。

 

水も飲めないのにどうやって酒が飲めるのかと言われそうだが

それもまた人というのは困ると自分でも驚くような

奥の手を考えだすことができる。

 

 

ほとんど無味無臭の焼酎を水でものすごく薄めて

ひたすら飲んでいくと、いつの間にか酔ってくるので

その後はもう何でもできるようになるのである。

 

立つことも座ることももちろん、

あるくことも食べることもできるようになるので

どうしても酒に頼るようになってしまう。

 

しかし最近、酒すら飲むことができなくなってしまい

眠ることも食べることも非常に難しくなってしまった。

 

ただ私は食べることに関しては実はあまり心配はしてなかった。

というのは人は太るのは簡単だけれども痩せるのはものすごく難しい。

ほんのちょっと食べるだけですぐ太るものなのである。人によるけど。

 

栄養がどうとかいう問題を

度外視すればそうそう死なないだろうと思っている。

ゲットーに入れられたユダヤ人の少年が(確かエリ・ヴィーゼルの『夜』だったと思うが)「人というものは長く食べなくても意外なほど死なないものだ」という言葉があったけれどもきっとそうだろうなと思う。

(注・所詮素人の言う事で何もあてにならないし、絶対に真似をしないでください。

 

けれど、水を飲まないとわりとすぐ死んでしまうらしいので

水だけは割と欠かさないようにしている。

 

オーストラリアか どこだったか忘れたけれども、ある少年が牢屋に入れられて

その存在を忘れられてしまい、水すら与えられなくて

2週間位で死んでしまったという事件があった。

 

 なので人は食事をしなくても割と死なないけれども

水を飲まないとわりとすぐ死んでしまうようだ。

 

とりあえず今日何とか食べることができるようになったけど。

丸4日食べなくても死なないだろうと思ってはいても

やはりこうも長く食事ができないと恐怖心が強くなる。